子どもと初めて釣りに行くとき、
安全は大丈夫かな?
飽きずに楽しめるかな?
どんな道具が必要?
と不安になりますよね。
でも、親子で釣りをすると、普段では見られない表情や成長の瞬間がたくさんあります。
初めて魚が釣れたときの驚いた顔、うまくできなくて悔しがる姿、海を見ながら一緒に過ごす時間
—— どれも“特別な思い出”になります。
この記事では、ファミリーフィッシングを何度も経験してきた私の視点から、 「これだけ知っておけば安心!」という10のポイントをまとめました。
親子での釣りデビューを、 安全に・楽しく・成功体験で終われるように、ぜひ参考にしてください。
① “短時間で釣れる釣り”を選ぶ
最初の釣りで一番大切なのは「釣れる体験」を作ることです。
そのためには、短時間で結果が出やすい釣りを選ぶのがポイント。
最初は サビキ釣り や ちょい投げ のように、釣果が出やすい釣りがベスト。
- 釣れる → 楽しい → また行きたい この流れを作るのが最重要です。
サビキ釣りのやり方

- 仕掛けをセットする
道糸にコマセカゴを結び、その下にサビキ仕掛けを接続。 - コマセ(アミエビ)をカゴに詰める
魚を寄せるためのエサ。
手が汚れないようにスコップがあると便利! - 仕掛けを海に投入する
防波堤や漁港から、ゆっくりと海中へ落とす。
底まで沈めるか、中層で止めるかは魚のいる層による。 - アタリを待つ/誘いを入れる
魚が寄ってくるまで待つ。
時々竿を軽く上下させて、仕掛けを動かすと効果的。 - 魚がかかったら巻き上げる
複数の針に一度にかかることもあるので、ゆっくり丁寧に巻き上げよう!
ちょい投げ釣りのやり方

- 仕掛けをセットする
竿・リールに道糸を通し、テンビンと仕掛けを接続。
針に虫エサ(イソメ・ゴカイ)をつける。 - 軽く投げる(ちょい投げ)
遠くまで投げる必要はなし!
岸から5〜10mほどの浅場に向けて、ふんわり投げるだけでOK。 - 底をとる(オモリが着底するのを待つ)
オモリが底についたら、糸を少し張ってアタリを待つ。 - アタリが来たら合わせる
竿先がピクピク動いたら、軽く竿を立てて合わせる。 - ゆっくり巻き上げる
魚がかかっていたら、焦らずゆっくりリールを巻いて取り込もう!
② 釣り場は「安全第一」で選ぶ
親子釣りでは、釣れるかどうか以上に“安全に過ごせる場所か”が重要です。
安心して楽しめる環境を選ぶことで、トラブルを大きく減らせます。
おすすめの条件
- 柵がある
- 足場が広くて平ら
- トイレが近い
- 車から近い
- ファミリーが多い場所
③ 子どもは“年齢に合った道具”が必須
子どもに大人用の道具は扱いづらく、ケガやトラブルの原因にもなります。
年齢に合った道具を選ぶだけで、釣りのしやすさが大きく変わります。

- 3〜5歳:短い竿(1.2〜1.5m)
- 小学生:軽い竿(1.8〜2.1m)
- リールは小型で軽いもの
こちらの記事を参考にすれば道具選びの失敗はなくなります。
④ 安全装備は“必須アイテム”として準備
釣り場は思った以上に危険が多い場所。
最低限の安全装備をそろえておくことで、安心して釣りに集中できる環境が整います。

子どもと釣りをするなら、以下は絶対に外せません。
- ライフジャケット
- 滑りにくい靴
- 帽子
- サングラス(飛び針対策)
特にライフジャケットは 「着ているかどうかで危険度が100倍変わる」 と言われるほど重要。
詳しくはこちらの記事で書いています。
⑤ 子どもが飽きない“仕掛け”を作る
子どもは長時間同じことを続けるのが苦手。
ちょっとした工夫を加えるだけで、釣りが“遊び”として長く楽しめるようになります。
- 魚が見える場所を選ぶ
- エサ入れ・水汲みなど“役割”を作る
- 釣れた魚を観察する時間を作る
- 写真を撮ってあげる
水汲みバケツに釣った魚を入れて観察。

私がやってたのは
- 冷凍コマセと集魚剤を混ぜる係
- 水汲みバケツを海に投げ入れる係
など、子供ができる範囲で「役割を与える」は特に効果抜群です。
⑥ 釣りの“危険ポイント”を事前に共有
釣り場には、子どもが気づきにくい危険がいくつもあります。
さらに、子どもは予想外の動きをします。
釣り場での危険を、出発前に軽く伝えておくだけで、安心感がぐっと高まります。

- 竿を振り回さない
- 針は絶対に触らない
- 海に近づきすぎない
- 魚の毒やヒレに注意
特に毒やヒレに注意する魚(ゴンズイ・ハオコゼ、アイゴなど)写真付きで解説した記事をチェックしておこう。
⑦ 釣りの“時間帯”は短めに
最初の釣りは「もっとやりたい!」で終わるのが理想。
短時間で切り上げることで、次回への楽しみにつながります。
最初は 1〜2時間で十分。 長時間は疲れ・飽き・ぐずりの原因になります。
- 朝の涼しい時間
- 夕方の短時間勝負
このどちらかがベスト。
真冬に限ってはお昼間の暖かい時間がおすすめ。
⑧ 釣れない時の“保険”を用意しておく
釣れない時間が続くと、子どもの気持ちは一気に離れてしまいます。
そんな時の“保険”があると、親子ともにストレスなく楽しめます。
- 小魚が集まる場所を選ぶ
- コマセを使う
- 釣れない時は「観察タイム」に切り替える
- お菓子や飲み物で気分転換
「釣れない時間をどう過ごすか」が親子釣りの腕の見せどころです。
「役割を与える」は特に効果抜群です。
私が作った子供と一緒に遊べるお魚クイズもおすすめです。
⑨ 釣った魚は“触れなくてもOK”にしておく
魚を触れない子は多いもの。
無理に触らせる必要はなく、道具を使えば安心して釣りに参加できます。

- フィッシュトング
- 魚つかみ
- ゴム手袋
これらがあると、子どもも安心して参加できます。
⑩ 最後は“楽しかった記憶”で終わらせる
釣果よりも大切なのは「また行きたい!」と思える終わり方。
楽しい記憶で締めくくることで、親子釣りが特別な体験になります。

- 写真を撮る
- 今日できたことを褒める
- 次は何を釣りたいか話す
親子釣りは「成功も失敗も体験の積み重ね」で成長します。
親子釣りのよくある質問
初めて子どもと釣りに行くときは、ちょっとした疑問や不安がつきものです。
ここでは、親子釣りでよく聞かれる質問を5つにまとめて、わかりやすく回答しました。
親子釣りは、事前に少しだけ知識があるだけで、安心感も楽しさも大きく変わります。
不安をひとつずつ解消しながら、ぜひ“楽しい釣りデビュー”を迎えてください。
まとめ
子どもと一緒に釣りを始める前に知っておきたい10のポイントは、どれも “安全・楽しさ・成功体験” を積み重ねるための基本です。
親子釣りは、ただ魚を釣るだけの時間ではありません。
初めてのアタリに驚いた顔、釣れた魚を見て喜ぶ声、うまくできなくて悔しがる姿
—— その一つひとつが、子どもの成長を感じられる大切な瞬間になります。
そして、親にとっても「一緒に挑戦する時間」はかけがえのない思い出になります。
釣果よりも、今日の体験が“楽しかった記憶”として残ることが何より大切です。
最初の一歩を丁寧に準備すれば、 きっと「また行きたい!」と子どもから言ってもらえるはず。
次は、子どもの年齢別に注意点をまとめたこちらの記事も参考になります。