繰り返し使うにも安くて便利な仕掛け収納ないかなぁ。
と悩まれている方に読んでほしい内容です。

しょっちゅう釣りに行くと仕掛け代も結構かかるんだよねー。
再利用すればかかる費用も抑えられる。

僕は釣れた仕掛けを何回も使ってるよ
さっそくですが、本記事でお伝えしたいのは次の3つです。
- 釣り針は洗って保管すれば再利用できる
- 1つ2円以下で仕掛け収納が作れます
- 仕掛け収納+入れる容器も100均でそろいます
特に2つ目はすごく簡単に短時間で作れるアイテムです!
作り方も詳しく説明していますので、ぜひトライしてみて下さい。
釣り針、サビキ仕掛けの再利用はできる?
釣りの仕掛けの購入はお金がかかりますし、自作も時間を要して作製します。
1回の使用で捨てるのはもったいない!
と、お考えの方は多いのではないでしょうか。
ここで疑問に思うのは、
仕掛けって再利用できるんだろうか?
使い終わった後、ちゃんと保管していれば繰り返し使えます。
繰り返しと言って、何回くらい使えるのか?
この疑問について説明していきます。
仕掛けは何回再利用できる?
実は明確な回数を答えるのは難しいんです。
使い終わった後の仕掛けの状態が重要となるからです。
次のような場合、再利用はやめておきましょう。
- 針が刺さらない、刺さりにくい
- 針が錆びてきた
- 糸がよれて絡まる
- 装飾がボロボロになってきた
仕掛けがこんな状態だと釣果も落ちるので、新しい物への交換をおすすめします。
では実際に使い終わってから再利用までにすべき事を説明していきます。
再利用するためにやるべき事
海釣りをすると海水に浸かってるので、使ったまま塩分が残っていると針が錆びたり糸の劣化が早くなります。
これを回避するためにやるべき事、ご想像できるかと思いますが、
使った後に水洗いをしよう!
使用後はなるべく早く水洗いをしましょう。
仕掛けの装飾が剥れてしまうほど一生懸命洗う必要はありません。
水でザーッと仕掛け全体流すだけで全然持ちが違ってきます。
洗ったあとは水をよく切って乾かして下さい。
保管方法は仕掛け巻きにまいておくか、この後説明する100均アイテム活用して日の当たらない場所に置いておきましょう。
まとめると、ポイントは2つ。
- 使ったあと:ザーッと水洗いして乾かす
- 保管:仕掛け巻きにまいて日の当たらない場所に
ひと手間かけるだけで再利用できます。
次に使うまでの保管について
仕掛け巻きを購入してもいいんですが、コスパ最高な私が考えた保管方法を作り方含めてご紹介します。
釣り針、サビキ仕掛けの収納に100均アイテムを活用
繰り返しになりますが、
再利用するためには次に使うまで保管しておかないといけません。
市販のサビキ仕掛けの場合、仕掛けが入っていたパッケージに戻そうとしてもうまくしまえず・・・。
もういいやっ!適当で!
ぐるぐる巻きにしてその場はよしと。
いざ次に使う場になると・・・、

何だ、絡まって取れない!ちゃんとしまっとけば良かった。
こんな後悔した経験お持ちではないでしょうか。
もちろん私がそうだったので、良い収納の方法を探しました。
市販の仕掛け巻きを使う手もありますが、もっと安く手軽に使えるような物はないのかと考えた結果出来たアイテムとなります。
元の商品は何?
まずは気になるベースの商品についてご紹介します。
今回使うのはこちの商品。

棒・・・?
見た目、間違いない感じです。

Seriaさんで『プールスティック』という名称で販売されていました。
子供がプールなど水遊びでこの棒に捕まってプカプカ浮いて遊ぶための道具です。
この商品を使うメリット
せっかく作る物なのでどんな利点があるのかをお伝えします。
初期コストは110円と安い
100均の商品を使用しているからです!
針、ラインごと水洗いできる
水遊びで使う道具なので当然濡れても大丈夫!
これが段ボールでは無理だった、直接洗えるという事が可能になってます。
1つで50個以上製作可能
商品を見てわかるように長さが長い!なんと120cmもあります!!
- 2cm間隔で切っても60個作れてしまう
- 単純計算で110円の物を60個で1つ2円以下!!
だいぶネタバレ感ありますが、驚きのコスパです!
また、直径は6.5cmと掌サイズなのでこれも扱いやすいサイズです。
1個の製作時間は30秒
基本的には切る&切り目を入れるだけ。
後に出てきますが、作るのに慣れてくると30秒程度で1つ完成します。
繰り返し使える
1回使ったくらいじゃスポンジはへたらないし針を刺した部分が多少分かるくらいなので、ボロボロになってくるまで繰り返し使えます。
安くて作るのも簡単、水洗いまでできるという事でデメリットはほとんどないと思っています。そんなアイテムの作り方を実際にみていきましょう。
仕掛け収納の作り方
『輪切りにするだけでしょ!』
というお言葉、ほとんど正解!!
でも、より便利に収納できるように少しだけ手を加えます。
その製作手順をご紹介します。
使用する道具はこちら

- 包丁
- まな板
- 油性ペン
- ハサミ
- 定規
慣れてきたら使わなくてもOK
包丁!?カッターナイフじゃなくて?という疑問があるかもしれませんが、スティック自体厚みがあるので、切り落とすのは包丁(ナイフ)を使った方が断然楽です。
仕掛け収納完成イメージ
最初にイメージしておくと効率よく作業が進みます。下図のような感じにカットすれば出来上がりです。

収納は両面使えば仕掛を2セット、片面だと1セットの収納です。
幅15㎜ : 両面に針を収納(仕掛け2セット)
⇒5㎜間隔で切り込み2つ(図の通り)
幅10㎜ : 片面に針を収納(仕掛け1セット)
⇒5㎜間隔の切込み1つ
2セット収納の場合は幅を少し広く使います。
では実際に作っていきましょう。
仕掛け収納の製作手順
両面収納(幅15mm)の物を作る手順です。詳しく説明していきます。
手順1.スティックを作業台に乗せて、準備

手順2.切りこみを入れる位置の下書き

端から5㎜、10㎜、15㎜の位置に切り込みを入れる為の位置決め。
そんなに多少ずれても大丈夫。だいたいでOK!
手順3.転がして再度、印をつける

転がした時に前の印が見えている場所に印を付けるのがポイント。
手順4.ぐるっと1周印をつける

あくまで目安の印なので多少のずれは気にしなくても大丈夫です。
手順5.端の5㎜ライン上5㎜程の切込みを入れる

最初の切込みを入れた後は包丁を動かすのではなく、包丁を少し押し当てて、スティックの方をクルクル回した方が安定して切れます。
一周ぐるっと切込みを入れます。

こんな感じで数㎜切込みを入れます。
注意点は、力を入れすぎて深く切りすぎないこと!
手順6.端から10㎜の方も同様に切込みを1周入れる

5㎜の時と同じように切込みが入ればOK!
手順7.端から15㎜の位置でカットする

カッターナイフではなく、包丁を使う理由はここにあります。

断面はそこそこ厚く、短い刃や包丁を小刻みに動かすと切った断面がギザギザになってしまいます。なので包丁のように長い刃の全体を使って大きく動かして切りましょう。
手順8.中心部分に目印のラインを入れる

裏側も180度ずらした位置で同様にラインを入れて下さい。
手順9.中心部のラインに切り込みを入れる

ハサミで5㎜程カットしてください。180度逆側も同様にカットします。
これで”完成”となります。
手順1~9までの所要時間は数分です。
30秒に収まっていないんですが、手順2~4は切込みを入れたりカットする位置感覚を掴む為で、慣れれば飛ばしてしまっても全然問題ありません。
仕掛けの収納方法
引き続き仕掛けの収納方法について説明していきます。
手順10.作成した収納アイテムと使用後の仕掛けを準備

使用後のサビキ仕掛けを収納していきます。
手順11.仕掛けの端のサルカンを止める

中央の切れ込みを入れた部分にサルカンを押し込み固定します。この時、サルカン*ハリスの結合部分が円の外に向くようにしてください。
手順12.ハリスを周方向に巻いていく

分かり易いように切り込みは中央に1つのみにの物で説明します。クルクルとハリスを回して矢印の切込みを入れた部分に埋め込んでいきます。こうする事で無理なテンションをかけず固定する事が出来ます。
手順13.針を固定する

エダス~針の部分は円の平面部分に針を引っかけて固定します。
手順14.手順12~13を針の数繰り返す

ハリスをクルクル回して埋め込んで、ハリスが出て着たら針を平面部で固定。これの繰り返しです。
手順15.サルカンを固定

最後にサルカンを円周部分の切込みに埋め込みます!軽く埋め込んでおけば左右からの摩擦で軽く振ったくらいでは外れません。
これで1つの仕掛け収納完成!!

2つ収納する場合、手順11~15の繰り返しです。

注意点としては図にあるように1つ目の収納に使う側と2つ目の収納に使う側、半面ずつ使って、糸がクロスしないようにして下さい。

こんな感じに収納できれば完成です!!
この収納の使い勝手と、水に濡れても平気って所が一番よくてスッキリしました!
もし、良さそうだと感じたら是非作製&使用してみて下さい。
仕掛けは収納できましたがまだ、終わりではありません。
仕掛け収納の収納容器にも100均アイテムを活用
更に収納した仕掛けをスッキリ収納したくなりますよね。
ピッタリな100均アイテムを見つけたので続けて紹介します。
仕掛け収納を8個、仕掛けの数としては16個の収納が可能です!
収納に使う100均アイテムは
収納に活用した商品がこちら!
Can★Doさんで購入した
システム食品保存容器 COMPO LOCK(ロングS550ml)

こちら、商品名にもあるように食品保存を狙って作られてるみたい。
ですが、今回作った仕掛け収納を入れるのに最適なんです。

なぜこの商品を選んだのかは次の2つの理由から。
- 円筒形
仕掛け収納のサイズもぴったりコンパクト収納が可能 - 蓋がねじ式
持ち運び中にも不意に開くこともない
仕掛け収納とこの容器の組み合わせときたら、収納の仕方も容易にイメージできますね。
でも、そこはしっかり紹介させていただきます。
仕掛け収納の収納
収納は簡単。底から積み重ねていくだけです。
仕掛け収納と容器の直径がちょうどいい大きさになってます。

積み重ねていくと、上側は少し容器の直径が大きくなっているので余裕があります。
この隙があるから取りだしやすくなってます。

私が作った仕掛け収納を8個詰めることができました。
1つに仕掛けを2つ収納しているので、仕掛けの数は16個収納できます!

鞄やタックルケースにもさっとしまえて手間いらず。手軽に使えて便利です。
小物を整理しておけば、あれがない・これがないなど余計なトラブルに時間を割かずにすみます。
ぜひお試しください。
釣場でさっと準備して釣りを始めるには『釣場ですぐに釣りを始めるための下準備 釣座を決めてから3分以内にサビキ釣り開始!』も参考にしてみて下さい。
何でも自分でやってみる事が好きな方にはサビキ仕掛けもご自身で作る事は可能です。
次の2つの記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
自分で作った仕掛けで釣れるとどんどん楽しくなります!
自作はちょっと・・・、
という方に向けては、『サビキ仕掛けおすすめ5選(2022)釣果も上げてボウズも回避』で記事にしていますので是非ご覧ください。
また、サビキ釣りはコマセで手が汚れて嫌だなぁ。とお悩みの方には『サビキのコマセ入れで手を汚れ知らずにする方法』をぜひご覧ください。
などとお困りのことがありましたらコメント欄やお問い合わせを気軽にご活用下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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