ファミリーフィッシング

釣りは子供にどこまで任せればいい?親はしっかり見守り隊

釣りは子供にどこまで任せておけばいいんだろう?

小さいお子さんと一緒に楽しいファミリーフィッシング!こんな事を考えている方に読んでほしい内容です。

結論から先に

子供からHelp!のサインが出るまで見守る。
決して放置ではなく 『 見守る! 』

という事をしっかりご理解下さい。では今回の内容へ移っていきます。

釣りは子供にどこまで任せればいい?親はしっかり見守り隊

釣りで子供の成長を感じる

たかが釣り、されど釣り。

こんな言葉があるかどうかは分かりませんが、釣りは親子のコミュニケーションが取りやすく子供の成長を感じ取れるいい機会です。

出来る事出来ない事
お子さんの子育てからおおよそ出来る事と出来ない事について把握されていると思います。

「リールを巻くのはできるだろう。」

「仕掛けをつけるのは難しいかな。」

という感じで、何でもそうなんでしょうが、出来る事は任せる、出来ない事はやらせてみるか考える。

これが大前提ではないでしょうか。

手放しにしない

『これはできるから大丈夫!』

って子供が言っても、

「ここまではできるだろう。」

ってご自身で思っていても、

子供は意外な行動をする事があるので、手放しにしてはいけません。

子供は子供なりにも自分なりに色々と考えているものです。

①考える → ②思いつく → ③行動に移す

まだ思考も幼く、経験も少ないので、思いついたらすぐ行動!

このルーチン。

例えば

この場所釣れない → あっちが釣れそうだ → 行こう

待て待て待て~、そっちは足場も悪くて危険なんだよ

ってあるあるな感じです。

大人はこの行動に移す前段階で、経験などからリスクや危険な事を考え予測した上で行動する習慣がついているので、こういった事は少なくなります。

子供はまだまだ発達途中なので、目をかけておく必要があります。

成長したなぁ

お子さんが思ってた事以上に出来る事があれば、もうここまでできるんだ。逆にまだここはできないんだな。って知る事ができます。

もしも

「いやー、どこまでできるか全然分からないんだよね」

という感じでしたら、逆にお子さんをよーく見て、何がどこまで出来る、出来ないなのかを知るいい機会です。そう、そして・・・

「成長したなぁ。」

なんてしみじみ思ってる傍から、

「おいおいおい、ちょっと待て!」

何て事の繰り返しですね。

危険な事とマナーを教える

任せるに当たって怪我をしたり、周りの人に迷惑をかけるような事は避けたいところです。

この2つはその都度教えるようにしましょう。

危険な事は理解させる

危ないよ~って教えるのについつい、

「そっちは行っちゃダメ」

って言ってしまいますが、

『なんで?』

って言葉が返ってきます。

こんな時は具体的な例を挙げて伝えます。

「あっちは岩がいっぱいあって足元ガタガタでこけやすくて危ないから、行きたかった一緒に行くから言ってね。」

などと具体的にお子さんが分かる言葉で言う事で理解してもらえます。

マナーは納得させる

自分にとって危険な事、痛い事は割と理解してもらいやすい。

マナーってどうやって教えればいいのか??

これは、自分がされたら嫌だなぁと思うように伝えると良いです。

「浮きが隣の人の所まで流れてく前に巻き上げるんだよ。」

って伝えるより、例えば疑問形で聞いて考えさせる。

「浮きが隣の人の前まで流れていったらどうなるかな?」

『お隣さんが釣り出来ない?』
というような返答がきたら

「そうだね、糸がからまっちゃって釣りできなくなるよね。」

などなどと、理解してもらえるように伝えれば自然と身についてきます。

何でもかんでもダメダメ言わない

ダメっていう言葉はやってはいけない事だと一言で分かるんですが、考えてほしい事。もし、あなたが何かやろうとした時に、

「それはダメ、 あれをやったらダメ、 それはもっとだめ!」

こんなダメダメ攻撃されたら言われるが言われるほどやる気も失せてしまいますよね。

だからなるべくは” ダメ ”っていう言葉を使わないように具体例をあげて伝えるようにしましょう。

手際が悪くても見守る

手際が悪くても当たり前

これまでも書いてきたように、色んな経験があるからこそ、大人は手際よくできるかもしれません。

お子さんに任せた事、手際が悪いなぁと思ってもぐっと我慢。気持ちに余裕を持って見守りましょう。

危ない所は手助けする

子供に任せるに当たって、ここは任せたからと言ってもちょっと難しい所、特に怪我をしてしまうかもしれない所については、よく目を光らして、危なそうなら一旦止めて、手助けする事も必要です。

怪我してしまったら、それ以降楽しく出来ませんから!

それでも任せたいのであれば、怪我をしないような対策をした上でやらせてみる!という事を考えて下さい。

Helpサインまでは見守る

自分でもちょっと、失敗したなぁと思った事がありました。子供が仕掛けを絡ませて、まぁいつもの事だとみてました。いつ、ほどいてって言ってくるのかと思っていたら、全然言ってこない。というか自分でほどこうとしてる。

ひとまず見守ってると仕掛けがさらに固く絡まってる・・・。

さすがに

「仕掛けめちゃくちゃになってるじゃん!何でそんな事になってるの?何で早く言わないの!!?」

ってきつめに言うと

『自分が出来るところまで自分でやろうと思った。』

泣きながら言うんです。

「あぁ~、お父さんが間違ってたな」

って思った事がありました。子供は子供なりに考えて、やってるんだなぁと。こんな事もあって、子供が手伝ってって言うまでは極力見守るようにしています。(その後も仕掛けは絡ますと相変わらずさらに固く絡ましてくるので、そうなる前に手伝いますが・・・。)

状況によりけりですが、仕掛けくらいダメにしたって子供の成長につながるならって思えば少し寛大に見守れるんじゃないでしょうか。

さてさて、今回はここまでになります。

子供にある程度任せるっていうのは子供のの成長を見るだけだけじゃなく、自分の親としての成長も感じ取れて楽しいです。

ある程度は許容して好きにやらせてみるのもお子さんの見て楽しく釣りをやりましょう。

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