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子供の釣りにライフジャケットはなぜ必要?安全に楽しむための基本知識

子供のライフジャケット

ライフジャケットってどんな時にいるんだっけ?
堤防とかの釣りも子供用にライフジャケットって必要なのかな?
使うんだったらどんなのがいいんだろう?

そんな疑問を持つ保護者の方に向けて、 この記事では 「なぜ必要なのか」「どんなタイプが安全なのか」 をわかりやすく解説します。

結論から言うと、
子供と水辺に行くときは、必ずライフジャケットを着用すべきです。

ライフジャケットは“救命胴衣”とも呼ばれ、落水したときに命を守るための大切な装備。
特に子供の場合は、ベストタイプのライフジャケットが最も安全です。

ここからは、

  • なぜ着用すべきなのか
  • 堤防釣りでも必要な理由
  • どんなタイプを選べばいいのか

を順番に解説していきます。

子供に用ライフジャケットのおすすめ商品を知りたい方は、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
子供用ライフジャケットおすすめ6選|釣りで安心して使える安全基準・サイズ・浮力の選び方

何故ライフジャケットを着用すべきなの?

ライフジャケットの着用において知っておきたいのは次の3つ

  • 着用の義務
  • なぜ付けるのか
  • いつ付けるのか

まずは「着用義務」から確認していきましょう。

ライフジャケットの着用義務は?

水辺、水上ではライフジャケットの着用が義務付けされているものがあります。

法令での着用義務

国土交通省では関係法令を改正し、平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化しました。

海事:ライフジャケットの着用義務拡大 - 国土交通省 (mlit.go.jp)

着用義務拡大によって、小型船舶の乗船者には義務化されました。

しかし、
 堤防など陸地からの釣りや水辺で遊ぶ際にも着用義務があるのか?
 ➡記載はないので着用の義務はない。(2022年時点)

という事になります。
じゃあ堤防釣りで付けなくてもいいの?

次に疑問がでてきますね。

堤防釣りでのライフジャケット着用は必要?→必要です

堤防は一見安全そうに見えますが、 実際には 落水事故が多い場所 でもあります。

  • 釣りに夢中になって足元が見えなくなる
  • 人とぶつかる
  • 段差につまずく
  • 風でバランスを崩す

こうした“ちょっとした拍子”で落水は起こります。

義務がない=安全ではない ということを忘れてはいけません。

だからこそ、堤防でもライフジャケットを着用する習慣をつけることが大切です。

ライフジャケットの必要性(データで見る危険性)

大人でもいきなり水の中に落ちたらパニックです。
小さなお子さんなら尚更でしょう。

泳げるとしても衣類が水を吸って重くなると、浮こう・息を継ごうともがく程運動量が増え、息が苦しくなります。
ですから、浮力のあるライフジャケットが必要です。

ライフジャケットの必要性について、データを交えて解説していきます。

水の事故は毎年起こっている

警視庁から公開されているデータで説明します。
夏季期間(7月~8月)過去5年分の水難者の推移です。

夏の2ヶ月間だけで約600人が水難事故に遭い、うち約100人が中学生以下の子供です。

「うちの子は大丈夫だろう」 ではなく、 「もしかしたら落ちるかもしれない」 という意識が重要です。

水難防止のため危険意識を高める事が重要

毎年起こっている水難ですが、まずは自身から水辺の危険意識を高める事が重要になってきます。

子供って100人くらいじゃん。うちの子は大丈夫だろう。

もし、このように考えているなら次のように変えて下さい。

 × : ~だろう
 〇 : ~かもしれない

水辺に長時間いるともしかしたら足を踏み外して落水するかもしれない。

また、データから警視庁が把握している数だと分かりますが、事故として報告されていないものもあるかもしれない。
そうすると氷山の一角、実際はもっと件数があるかもしれません。

このように『~かもしれない』すると

もしかしたらうちの子も水の事故にあってしまうかもしれない。

考え方が変わります。

この『~かもしれない』という目線でみると、様々な危険を予測できるようになります。

自分の身を守るのはもちろんですが、お子さんを危険から守るのは義務だという事も忘れずに。
そうすると、危ない事はやめさせるよう意識がより働くようになってきます。

『~かもしれない。』と考える事で危険予知能力向上し身を守る事に繋がる。

水難の防止対策

あなたが道路を渡る際は車などが来てないか左右の安全確認をやってますよね。
ただ、それは過去何度もやってきた経験から無意識のうちに身についている事故防止策です。

では、普段行きなれていない釣り場や水辺で注意すべき事は?

先ほどご紹介した警視庁が発表しているレポートには防止策として下記の記載があります。

水難の防止柵

  • 危険箇所の把握
  • 的確な状況判断
  • ライフジャケットの活用
  • 遊泳時の安全確保
  • 保護者等の付き添い

いずれも重要ですが、ライフジャケットも防止対策の1つにあがっています。

  • ライフジャケットの活用
    釣りやボート等で水辺に行くときは、落水した場合に備え、必ずライフジャケットを着用(体のサイズに合った物を選び、正しく着用)する。

ライフジャケット着用の有無で生存率が大きく変わる

海上保安庁が公開している海上保安レポートから

釣り中の海中転落者のライフジャケット着用の有無による死者・行方不明者と生存者の割合
(過去5年間)

  • ライフジャケット着用者の生存率は89%、非着用者は52%。
  • ライフジャケット着用者の方が生存率が高く、非着用者に対し1.4倍。

もう一つ参考に、

船舶からの海中転落者のライフジャケット着用の有無による死者・行方不明者と生存者の割合
(過去5年)

  • ライフジャケット着用者の生存率は89%、非着用者は52%。
  • ライフジャケット着用者の方が生存率が高いく、非着用者に対し4.8倍。

いずれもライフジャケット着用している方が生存率が上がる結果となります。

ライフジャケット着用で海中転落時の生存率は大幅に高くなる。
水難防止のためにライフジャケットを着用しよう。

どんなライフジャケットを選べばいいの?→ ベストタイプ一択

ここまで、ライフジャケット必要性について説明してきました。
次の疑問となる、どんなライフジャケットを選べばいいのかというと

小学生以下のお子さんにはベストタイプのライフジャケット

理由はシンプル。

  • 着ているだけで浮力が得られる
  • 体をしっかり覆うので安定して浮ける
  • とっさの状況でも子供が操作する必要がない

膨張式(ベルト式・首掛け式)は、 子供には扱いが難しく、緊急時に正しく使えない可能性があります。

ライフジャケットの役割

まずはライフジャケットの役割を認識しましょう。

水に浮き続けられる事

まずはこの性能。
不意な落水時にライフジャケットがしっかりと浮力を確保して、浮かび上がらせ、浮いた状態を維持させる事。

ライフジャケットにはどのくらいの時間浮力が持続するか記載されているものがあります。

浮くことによって外部との連絡が出来る

浮かぶことできる事。
防水ケースなどに携帯電話を入れて持っていれば、体が浮くことによって、外部と連絡を取り、救助を求める事が出来ます。

自身の存在をアピール出来る

ライフジャケットの色は、オレンジや黄色を想像しませんか?
特に広大な海水に落水してしまった場合、見つける事のは言うまでもなく大変。
自信の存在をアピールするには黄色やオレンジ系の物が良い。

また、音で周囲に存在を知らせるように笛付きの物があります。

ライフジャケットの種類は?

小型船舶等で着用義務化されているものには基準を満たすライフジャケットを使用する必要があります。
まずはそれをベースにして解説していきます。

国の安全基準に適合したライフジャケット

国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットには、 桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)があります。

桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)

ライフジャケットのタイプ別分類

ライフジャケットは次の4つに分類されています。

タイプ使用可能な船舶
A全ての小型船舶
D陸岸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶
F陸岸から近い水域のみをこうこうする浮沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、
ホーンを有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船・漁船以外の物
G湾内や湖川のみを航行する浮沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーン
を有した小型船舶(水上バイク等)でかつ旅客船・漁船以外のもの
タイプ別分類

さらに小児用には体重別で浮力が分かれています。

体重40kg以上浮力7.5kg以上 
体重15kg以上40kg未満 浮力5kg以上 
体重15kg未満 浮力4kg以上 
体重別浮力

ライフジャケットの構造・形状別分類

構造や形状によっても分類されています。

ア:固型式アー1:チョッキ式
アー2:首掛け式
アー3:ジャンパー式
アー4:小児用
イ:膨張式イー1:首掛け式
イー2:ポーチ式
イー3:ベルト式
イー4:ジャンパー式
ウ:気体密封式
エ:ハイブリット式
構造・形状別分類

この中でよくみるのは、

 ・チョッキ式
 ・ベルト式
 ・ポーチ式
 ・首掛け式

といったところになりますが、

小児用というのはチョッキ式に近い構造のものがほとんどです。

固型式と膨張式の違い

よくみる構造の中でもチョッキ式は固型式、ベルト式は膨張式とありますが、浮力を得るものが異なります。

  • 固型式
    浮力体に発砲プラスチック等の固型物を使用
  • 膨張式
    浮力体として炭酸ガス等を使用するため、通常は、非常に薄くコンパクト

固型式は形は変わらない、膨張式は有事の際ガスを使って浮力として膨らませます。

膨張式:ベルト式

更にこの膨張式には自動式と手動式に別れており、

  •  自動式:水につかると自動で膨張する
  •  手動式:紐を引っ張る事で膨張させる

このような違いがあります。

小学生以下の子供にベストタイプのライフジャケットをすすめる理由

小児用はこのベストタイプなのがほとんどだという事もあります。

それはそのはず、写真で見てもらうと分かるように、

  • ベルト式:欠けた浮き輪で体をしっかり当てないと不安定。
  • ベストタイプ:体を覆っているためそのままで浮くことができる。

小さいお子さんにあれこれと考えさせるのは難しいはずです。

これらの事を踏まえると、

子供用には安心感のあるベストタイプが良い

そう、この1択になります!

後は体重別で浮力がどれくらい必要なのかを確認してライフジャケットを選ぶようにして下さい。

まとめ:子供と釣りに行くなら、ライフジャケットは必須装備

堤防釣りは家族で楽しめる素晴らしいレジャーですが、 水辺には常に危険が潜んでいます。

だからこそ、 ライフジャケットを着用することが最も簡単で確実な安全対策です。

釣りだけでなく、 川遊び・海遊びなど水辺全般での着用を習慣化しましょう。

子供との釣りを安全に楽しむためには、ライフジャケットの着用が欠かせません。
ただ、準備しておきたいのはライフジャケットだけではありません。

これから釣りに出かける方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

子供用ライフジャケットおすすめ6選|釣りで安心して使える安全基準・サイズ・浮力の選び方
 どんなライフジャケットを選べばいいのか、具体的なモデルを知りたい方はこちら。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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