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【100均DIY】ちょい投げ釣りの根掛かり対策仕掛けを自作してみた|材料・作り方・効果検証まとめ

  • 「ちょい投げ釣りをすると、毎回オモリや針を無くしてしまう…」
  • 仕掛けのロストはお金も手間もかかる
  • 市販品では物足りない → じゃあ、自分で作ってみよう!

ちょい投げ釣り、楽しいですよね。
でも毎回オモリや針が根掛かりでロスト…。
地味に痛い出費だし、釣りを続けるモチベーションも下がってきます。

そんな悩みを解決すべく、100均アイテムだけで“根掛かり対策仕掛け”を自作してみました!
材料はすべて身近な100円ショップでそろい、作り方もカンタン。実際の使用感もレビューしているので、ぜひ参考にしてみてください。

オモリや針が毎回なくなるのは地味にお財布に響きますよね。

今回は、100均アイテムを活用して根掛かりに強い仕掛けを自作する方法を紹介します。
材料紹介から作り方、実釣レビューまで詳しく解説。

これからちょい投げを始める人にも、コスパ重視のベテランにもおすすめです!

ちょい投げ釣りで根がかりする原因とは?

ちょい投げは海底を引く釣り方なので、根掛かりするのは主に3つの部分が考えられます。

  • オモリ
  • 天秤

障害物に引っ掛かりやすく、特に「オモリ」が要注意。
今回はこの部分に焦点を当てて対策を考えました。

🧰 ① 材料紹介

準備するものを紹介します。

まずはラインとサルカン。

ラインとサルカン

リールに3号ラインを巻いていたので、それより細い1.5号を今回選びました。

気になる100均アイテム

今回使う100均アイテムは・・・。

プールスティック

長い棒!

そう、私のDIY記事をご覧の方はお気づきでしょうが・・・、

プールスティック_拡大

プールスティック!

今回もこれを使っていきます。

今回は主にこの3つが根掛かり対策のメインとなります。

  • サルカン:仕掛けの連結パーツ
  • ライン:細めで捨て糸に
  • プールスティック:オモリを覆うガードパーツに加工

🛠 ② 作り方手順

誰でも簡単に作ることができます。
手順は5つ

手順1:プールスティックを輪切り

プールスティックは長いので使う分だけ輪切りします。

手順1:プールスティックを輪切りカット

包丁でズバッと切るときれいに切れます。

カットした幅は2種類
①約15㎜

手順1:プールスティックを輪切りカット_幅15㎜

②約8㎜

手順1:プールスティックを輪切りカット_幅8㎜

のちの検証釣りでこの2種類の幅を比較します。

手順2:ハサミでカット

輪切りではまだ大きいので、さらに使う大きさにカットします。

手順2:プールスティックをハサミでカット1

プールスティックは”〇”の形状で使いたいので、真ん中の円に平行にハサミを入れます。

手順2:プールスティックをハサミでカット2

円周の1/10くらいで切り出しました。

手順3:プールスティックカット後の整形

切りっぱなしは不格好なので少し形を整えます。

手順3:プールスティックカット後の整形1

先ほど輪切りにした8㎜と15㎜それぞれ作りました。

手順3:プールスティックカット後の整形2

手順4:穴あけ

プールスティックをオモリのガードとなるようにします。
オモリから先に糸がつなげるよう穴を開けます。

手順3:プールスティックに穴あけ1

細めの穴が開けられればOK

手順3:プールスティックに穴あけ2

たこ焼きひっくり返すのがうまい具合に使えました。

手順3:プールスティックに穴あけ3

こんな感じできればOK

手順5:捨て糸に結ぶ

オモリを直接天秤につけてもいいんですが、オモリが根掛かりした場合、オモリだけ外れるよう捨て糸を結びます。

手順5:捨て糸に結ぶ1

オモリの先端に糸を結んでいきます。
結びはクリンチノットで結びました。

結び方を知りたい方はこちらの記事を参照ください。
釣り仕掛けの結び方 クリンチノット 最初に覚えておきたい結び

手順5:捨て糸に結ぶ2

オモリ側が結べたら次はサルカンに結んでいきます。

手順5:捨て糸に結ぶ3

こんな感じなればOK

完成

プールスティックの厚さ違いを2種つくりました。

これでうまくいくか検証です。

🧪 ③ 実釣レビュー:「根掛かりはどうなったか?」

以前根掛かりで困った場所で釣行します。

意気揚々釣り場に向かいましたが、
フィッシュトングやハサミなど忘れてしまい、ダイソーさんで調達しました。

ダイソー釣り具

針仕掛けはコスパよさそうだったこちらの商品を使用。

投げ釣り仕掛け

仕掛け完成!

ちょい投げ仕掛け準備

では実釣!!

今日は活性高いのか小さな色んな魚がきました。

タケノコメバル

肝心の根掛かりは、確かに少なくなった気がします。

根掛かりが少ないというより、根掛かり前のリアクションの伝わりがよくなった。
底引きしてると根掛かりしそうな違和感が分かりやすくなった気がしました。

しかし、投げ入れた直後、仕掛けが軽くなり・・・、

引き上げるとオモリがなくなってました。
1.5号の糸だと細すぎたようです。

2号くらいがよかったかと思ったんですが、糸の手持ちなく、オモリと天秤を直に繋ぎました。
また次回試してみます。

ちょい投げ仕掛け2

これでも意外と問題なく、釣り継続。

ただやっぱり、来るときはきた。

1度根掛かりしてしまいました。

手に感触はあり、やばいかなと思いつつ、今日は対策してきたから大丈夫と慢心したのが失敗。
そのまま底引きしたらあえなく根掛かり。

はまってしまうと無理なんだという事が分かりました。

しかし、今日、オモリによる根掛かりはこの1回だけでした!

アジ

アジも釣れ、ちょい投げ釣りとしては満足。

根掛かり対策の効果なのか明確ではありませんが、

8mm幅のものはオモリが貫通してました。
少し薄いのかな。
次回は15㎜幅の物をメインで使っていこうと思います。

🧾 ④ まとめ:100均DIYで仕掛けロストを低減できる!

以前根掛かりして苦労した場所で今回対策仕掛けで確認しました。

  • 明らかな根掛かり減少
  • 感覚伝達による回避精度アップ

ただし、100%回避できるわけではなく、釣り人の感覚も大事だと学びました。

気軽に試せるDIY、皆さんもチャレンジしてみてください♪

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