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釣竿のロッドホルダー・ロッドスタンド自作! 捨てちゃうあいつで格安製作

釣竿を持ち運ぶのに楽できないかなぁ。
ロッドスタンドって買うと高いしコンパクトに収まるものないかなぁ。

こんなことを考えてる方いませんか?

私はいつも釣りにクーラーボックスとか持ってくので、キャリーカートを使ってます。

奏楽。

ロッドケースを持つのは面倒だし、ひとまとめにしたい。だけど新しく買うのはなぁ・・・。

と考えていた時にふと思ったんです。

じゃあ安く自作しちゃえばいいじゃん!

と思って材料となるアイテムを探していたところ、丁度良いのを見つけたんです!

今回、そのアイテムと私が自作したロッドホルダー・ロッドスタンドを作り方含めてご紹介します。

作り方は簡単。説明がなくても作れそうなお手軽品です。

特に難しくなく、どなたでも作製可能なので完成品をみて『使えそう』とか『なかなかいいね』と思われた方は是非トライしてみて下さい。

ロッドホルダーの材料:捨てちゃうあいつは何?

そう、写真にある捨てるあいつとは食品用ラップとかホイルとかの芯の事です。色んなのがありますよね。以後は便宜上ラップの芯と記述します。

硬くて丈夫なので、何かに使えないかなぁと考えてはいましたが、こんなところで使い道を発見しました。

ラップの芯の活用方法について書いていきます!

もうラップの芯を捨てられなくなるかもしれません。

ラップの芯で作るロッドホルダー・スタンド

早速ラップの芯を使ったロッドホルダーの作り方を紹介します!

私がいつも釣具の持ち運びで活用しているキャリーカートに付けるロッドホルダーを製作していきます。

使用するラップの芯を選ぶ

『選ぶほどラップの芯ないんだけど!』

という方が大半かもしれません。普通は捨てちゃいますよね。

うちは子供が何か遊びにに使うかもって理由で捨てずに取ってありました。

使い終わったラップの芯がないようでしたら、今お使いのラップをよーくチェックしておいて下さい!!

ラップの芯は中空の円柱です。
サイズは長さ×直径(内径)×厚さの3つの寸法で表せます。

  1. 長さはラップの幅によって決まります。
  2. 直径(内径)はメーカー・商品によって異なります。
  3. 厚さもメーカー・商品によって異なります。

長さは見てすぐわかるので、極端に短い物を除いて、直径と厚さに着目してみていきます。

サイズについて、私は振出しロッドを使ってるので本記事はそれを基準にして記載してます。

並継ロッドだとロッドの本数が異なるため、もう少し工夫が必要でます。

ラップの芯の長さを除く、直径と厚さを注意して確認する。

ラップの芯の直径(内径)を確認する

竿の持ち手の直径より大きい事。ご想像の通り、持ち運びにはラップの芯に竿をさして使います。

竿の直径 < ラップの芯

となるようにして下さい。逆になってしまうと・・・竿をさせないので活用できません。

但し、直径が大きければいいって訳でもありません。
竿よりラップの芯の直径が大きすぎると、隙間が大きくなり、その間でぐらぐらと遊んでしまいます。最悪、竿が落ちて傷がついたりロッドガイド破損などに繋がる可能性もあるので注意が必要です。

ラップの芯の厚さを確認する

ラップの芯が使えると思ったのはそこそこ厚みがあるので強度的に問題無さそうだから。

ラップの芯って紙だけど、厚みがある分、叩いたり多少濡れようが全然平気です。

裏を返すと薄いと頼りない。同じ芯でもトイレットペーパーの芯は厚みが余りないので、ぐしゃっとすぐ潰れてしまい、不向きです。

使用するラップの芯選びをまとめると次の2つが重要です。

  1. 竿とラップの芯との間にあそびが少ないものを選ぶ。
    ぴったりすぎると竿の抜き差しが大変。
  2. 同じ内径なら厚みのある物を選んだ方が物持ちがよくなる

ロッドホルダー作製手順

簡単と言いましたが、しっかりと作り方を説明していきます。

作製するのに使う物

今回作成するに当たって使う物はこれまでに出てきたキャリーカート、ラップの芯とあともう1つ。

  • ラップの芯
  • キャリーカート
  • 布テープ

この3つだけです。

冒頭にお伝えしたように、作るのは簡単。更に材料も非常にシンプルです。

では実際にこの3つを使って作っていきます。

ラップの芯を準備

種も仕掛けもありません。向こう側も見通せるただのラップの芯です。

ホルダーの底になる部分を作製

芯の半径程の幅でテープを小さめに千切って貼り合わせます。

これは底部分にするための補強を兼ねています。中心部分は水抜きの為覆わないようにして両サイド仮付けしておきます。

90度回してロの字の様に真ん中は穴が開いたままになるように貼り付けます。

底面が剝がれてしまわないよう側面にくるっと一周テープを巻いておきます。

側面部分の作製

これは絶対必要なわけではありませんが、見栄えをよくするために側面にもテープを貼っていきます。

芯の長さ方向にテープを貼る事で横方向ぐるぐる巻いて貼るより奇麗に見えます。

同様にして同じ物をもう1本作ります。

2本作ればロッドホルダーのケース側は完成

キャリーカートへの取り付け。

後はカートへ取り付けるだけ。これもテープで貼るだけなので完成は目の前です。
タイヤ上のガード部分(写真:赤〇部分)を土台として利用、位置決めします。

タイヤ上のガード部分(写真:赤〇部分)を土台として利用、位置決めします。

芯の上部とカートのフレームをテープで固定。

芯とフレーム部分に隙を作らないように貼り付ける。
隙間があくと、竿を入れた際にグラグラと不安定になります。

同じように芯の下側とカートのフレームもテープで固定。

剥がれないよう芯の上から下にテープをはわせて補強すれば完成!

キャリーカートのロッドホルダー完成品

完成品がこちら。

両サイドに竿を2本収納可!

これで竿を手で持たずに移動ができるようになりました。

実は前に1号機を製作しており、1年以上使って汚れてきたので、今回作り直しました。それに当たって見た目も若干改善させてます!

並べてみると、何という事でしょう。かなり見栄え・質感が向上したように思えます。

旧型でも性能?は問題なかったんですが、見た目も結構重要だなと思いました。

テープを好みの色・貼り方にする事で更にいいものに!

作成の際は是非ご自身の好みに合うように作って頂ければと思います。

今回の内容ここまでとなります。

色々考えて作るのも楽しみの一つなので、今後も継続してあれこれやってこうと思います。

釣り道具の自作に興味がある方、私が作った物で記事にしたものをご紹介します。

気になる物があればぜひご覧になって下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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