サビキ釣りで釣れた魚、冷やして持って帰るのにクーラーボックスはどれがいいんだろう。
このお悩みに答えていきます。
まず、冷やして持ち帰る理由は
- 鮮度を保つため
- 食中毒の防止
この2つが大きな理由です。
それぞれ具体的に言うと
- 鮮度を保つ
釣った魚をそのままにしておくと数時間で鮮度が落ちてしまう。
冷やしておけば釣った直後の鮮度を保つことができる。
- 食中毒の防止
魚を常温のまま置いておくと細菌が繁殖しやすくなります。
冷やすことで細菌の繁殖を抑えることができる。
特に気温の高い夏場や、遠方での釣りでは気を付けておくべきです。
ここで活躍するのがクーラーボックスです。
今回はクーラーボックスについて、私が選んだポイント含めて詳しく紹介していきます。
私が使ってるクーラーボックスのシリーズ
クーラーボックスの役割
クーラーボックスの役割はその名からも分かる通り
物を長時間冷やす、保冷すること。
この役割を果たすことを基準として、各社様々な商品を展開しています。
保冷時間の長さ、大きさの大小、持ち運びやすさやその他付加価値などが選ぶ時のポイントとなります。
クーラーボックスを選ぶポイント
クーラーボックスで着目すべきは
- 保冷性能
- 容量
- 使いやすさ
この3つがポイント。
ただし、サイズは少し注意が必要です。
クーラーボックスは保冷機能を確保するため、外寸に対して内寸が思ったより小さい。
これは外気熱を遮断するためボックスの壁に厚みを持たせています。
ボックスの壁の構造や材質が保冷性能で重要な要素。
私が使っているクーラーボックスの寸法をみると
クールライン αⅡ S1500
寸法(cm) | 奥行 | 幅 | 高さ |
外寸 | 25 | 47.5 | 30 |
内寸 | 17 | 36 | 23 |
奥行・高さは7~8cm差があることがわかります。
幅は取っ手部分もあるのでさらに差が大きい。
保冷のために20㎜程の壁がある
実際の容量に対し一回りか二回り大きくなると考えておきましょう。
クーラーボックスは物持ちがよいアイテムです。
使いやすさを考えて選ぶとずーっと使えるため、少し良い物を買うのもおすすめできます。
クーラーボックスの保冷性能
クーラーボックスは冷やすのが目的なので冷やせないと意味がありません。
そして、どれくらいの時間冷やせるかが重要。
ただ冷やすだけなら、保冷剤をガンガンに詰めればいいですが、保冷剤の分だけ使える容量が減ります。
保冷性能がわかっていれば、目的に合わせた使い方ができます。
保冷性能をみて選ぶようにしよう。
注意点として、記載されている数値は参考値として捉えること。
あくまで一定条件下で測定された性能のため、実際の使用環境では記載時間より短くなると考えよう。
- クーラーボックスは蓋の開閉で冷気が逃げ、再度冷やすために保冷力をロスする。
- 炎天下の元、クーラーボックスが熱くなって保冷力をロスする。
- 海水を入れて冷やす場合も多いため、海水の温度を下げる分ロスする。
また、氷や保冷剤についても、10Lの容量のクーラーボックスで20%の氷だと2Lに相当します。容量が15Lになれば氷は3L。
結構な量になるため、そこまで準備しない場合が多い。
実使用での保冷力は20%~30%程度と考えておくと失敗は少なくなります。
保冷力が分かるクーラーボックスを選ぶ
保冷力は実使用では基準より下まわることを考慮する
クーラーボックスの容量
次は容量の話、”大は小を兼ねる”。
ことわざの意味の通り、大きい物は小さい物の代用になる。
だから、大きい物を持ってれば・・・。
とはいかないんです。
大きさにはデメリットも。
- 大きいからか場所を取る
- 重くなる
- 価格が高くなる
- 多くの保冷剤が必要
用途に合った大きさを選ぶのがベスト。
サビキ釣りでは~30cmくらいの魚が対象なので、最低限その大きさは確保したい。
そうすると、10L未満の物でも魚を持ち帰るだけなら十分ですが、私は10L~15Lをおすすめします。
私は、容量15Lの物を使ってます。
500mlのペットボトルを寝かせて入れても余裕十分。
500mlのペットボトルなら立てても入ります。
釣り以外にもいろいろ使う事を考えて少し大きめのサイズを選びました。
買ってから使ってきたこと、
- 釣り以外のアウトドア、キャンプやバーベキュー
- 家族旅行での飲み物の保冷
- 夏場の買い物での生鮮食品の保冷
登場する機会が結構あるんです。
コンビニの冷やし中華とかラーメン、サンドイッチとか釣り途中の食事を冷やすにもちょうどいいサイズ。
持ってると、あれにも使えるな。って思うことがでてきます。
用途に合った大きさを選ぶ
ちょっとしたアウトドアにも使える10L~15Lがおすすめ
クーラーボックスの使いやすさ
クーラーボックスは使いやすさが重要です。
次の3つを意識して選ぶのがよいです。
- 持ち運びやすさ
- 物の出し入れのしやすさ
- 手入れのしやすさ
それぞれについて解説します。
- 持ち運びやすさについて
おすすめした10L~15Lのクーラーボックスであれば片手で持ち運びができます。
- 物の出し入れのしやすさ
ワンタッチでガバッと開くタイプが操作性楽です。
両開きタイプだなお使いやすい。
蓋はワンタッチでガバっと開きます
反対側にも開きます。
- 手入れのしやすさについて
魚を入れて持ち帰った後は水洗いするため、蓋が外れると非常に便利です。
底面は傷がつきやすいので交換できるものがおすすめ。
蓋は取り外し可能です。
底面はゴムの脱着可能
取付・交換用に販売されてます
これらを考えることでより良い物を選ぶことができます。
3つの使いやすさを考えて選ぶ
持ち運びやすさ、蓋の開け閉めのしやすさ、手入れのしやすさ
サビキ釣りのクーラーボックス選び まとめ
では最後に本記事のまとめです。
この3つを軸に選んでいきましょう。
それぞれについては
- クーラーボックスの保冷性能
保冷力が分かるクーラーボックスを選ぶ
保冷力は実使用では基準より下まわることを考慮する
- クーラーボックスの容量
用途に合った大きさを選ぶ
ちょっとしたアウトドアにも使える10L~15Lがおすすめ
- クーラーボックスの使いやすさ
3つの使いやすさを考えて選ぶ
持ち運びやすさ、蓋の開け閉めのしやすさ、手入れのしやすさ
私が使っているシリーズはこちら
クーラーボックスは何年も使え、いろいろ活躍するタイミングがあるので、少し良い物を購入しておくことをおすすめします。
あなたのアウトドアライフがまた一つ楽しくなることを願って。
最後まで読んで頂きありがとうございました。