サビキ釣りって魚を寄せるのにできることはある?
コマセに粉を入れてる釣り師がいるけどあれは何?
集魚材って売ってるけどどうやって使うの?
このような疑問を持たれている方に読んでもらいたい内容です。
魚を寄せるの1つの方法として集魚剤という粉状の物を使います。
使い方自体は何も難しくなく、
シンプルにこれだけです。
本文ではなぜ集魚剤を使うのかも含め解説していきます。
ご興味あれば引き続きご覧ください。
サビキ釣りで魚を寄せるために出来ること
サビキ釣りで釣果を上げるためには魚を寄せる必要があります。
釣果に直結する魚を寄せるために出来ること3つは
- コマセを使う
- オトリを使う
- 光を使う
まずはこれらについて簡単に解説します。
コマセを使って魚を寄せる
まずは何といっても餌を使って魚を寄せる
アミコマセを使ったサビキ釣りではカゴから出るアミエビが集魚とサビキ仕掛けの疑似針を餌と勘違いさせるための物。
さらに魚を寄せる効果を得るため、集魚剤があり、アミエビに混ぜて使います。

今回はこの集魚剤について詳しく解説します。
ただし、闇雲にエサを巻くともったいないので、コマセを入れるタイミングを知りたいあなたは次の記事も参考にして下さい。
サビキ釣り・仕掛けを引上げてコマセ(餌)を入れる間隔・タイミングは?
オトリを使って魚を寄せる
魚を模擬した”オトリ”を使って魚を寄せる。
回遊性のイワシやアジは群れで行動しています。
オトリのヒラヒラ光りに反応し、仲間意識からか寄ってきます。
投げサビキしてると魚がいれば巻きあげる最中に追いかけて来るのが見え、可愛いさも感じます。
このオトリについては自作方法も考えたので興味あればご覧ください。
サビキで使う魚のオトリを捨てちゃうあいつでDIYすればコスパ最高です
光を使って魚を寄せる
光に反応する魚は多くいます。
先ほどのオトリもその一種ですが、自ら発光するケミホタルタイプの物があります。
仕掛けの上側に付けて光らせることで魚を寄せます。
サビキの疑似餌の発光も効果があります。
サビキ仕掛けにはケイムラや蓄光タイプの物で疑似餌を光らせるタイプが多く、釣果もあります。

もちろん、私も市販品・自作でもケイムラサビキは一番というくらい高頻度で使っています。
市販品でも数多くあります。
ケイムラ仕掛けを含む私が使っておすすめ市販仕掛けについても記事にしていますので合わせてどうぞ。
おすすめサビキ仕掛け5選+セット仕掛け3選(2023年)釣果も上げてボウズも回避
集魚剤を使うのはなぜ?
集魚剤を使うのは3つの狙いがあります。
- 集魚効果
- 煙幕効果
- コマセの嵩増し
それぞれについて解説します。
集魚効果を狙う
集魚剤を使う一番の狙いは何といっても集魚効果。
集魚材は匂いや特定の成分を含んでおり、水中に拡散することで魚を寄せて留める効果があります。
- マメ知識
アジやイワシといったサビキ釣りでメインの対象魚は回遊性の魚。
群れで泳ぎ回っていることが多いため、回遊してこなければ集魚剤を混ぜたコマセをいくら使っても全く釣れないことも。
とは言いつつ、工夫することはできます。
釣れない時に試してほしいことをまとめた記事をご覧ください。
サビキで釣れないのはなぜ? 4つのコツを知って試せば釣れる可能性が大幅に上がります
煙幕効果を狙う
煙幕と言えば何をイメージするでしょうか。
私は忍者が敵から逃げる時に煙で視界を遮る様が最初に浮かびました。
釣りでは煙幕効果のある集魚剤が水中に広がると、モヤモヤ~と煙幕のように広がります。
これが警戒心の高い魚の警戒を和らげたり、エサと疑似餌を分かりにくくさせる等の効果をもたらすため、釣果に繋がる。
という理由です。
コマセを嵩増しする
集魚剤には米糠など水分を吸う材料が含まれています。
冷凍ブロックのアミエビが溶けた時にでる、ドリップ(液体)も吸い取ってコマセの嵩増しとしても使えます。
アミエビのドリップには匂いの強いアミエビの匂いが含まれているので、集魚剤と合わせた効果が期待できます。
集魚剤を使う時の注意点
集魚剤の効果を説明しましたが、1点、注意が必要です。
釣場によってルールが異なり、守る必要があります。
アミコマセそのものが禁止だったり、集魚剤の使用を制限・禁止されている場合もあります。
楽しく釣りをするために、事前に関連する規制を確認しておきましょう。
集魚材にはどんな物がある?
市販で販売されている物:アジパワー
市販品の代表として私もいつも使っているアジパワーがおすすめ。
材料は米糠(こめぬか)、麩(ふ)、魚粉、パン粉、酵母、キララ、乳酸菌製剤
天然&食品素材のみ使用と書かれています。

匂いは強く独特で、香りというより臭い部類です。
キララも含まれているため、海中で光を反射してキラキラ光り、匂いと合わせて魚を誘います。
無料でも手に入る物:米糠(こめぬか)
米糠は市販の集魚剤に対し、匂い成分など添加ないため煙幕効果と嵩増し狙いで使います。
無料で入手することも可能です。
⇨精米所や某定食屋などでご自由にお持ち帰り下さいと提供している場所があります。

そういった場所ではありがたくもらって帰ります。
どこでも提供しているわけではないので、くれぐれも提供されていないところから勝手に持ち出さないようにしましょう。
集魚剤の使い方
実際に集魚剤を使う手順を説明します。
冒頭にも記載しましたが、基本的にアミエビに混ぜるだけです。
アミコマセの上から豪快に集魚剤を投入します。

- 集魚剤を加える量の目安
冷凍アミエビから出るドリップ(液体)が出ます。
このドリップを集魚剤に吸わせ垂れない程度
後はお好みで更に追加するか加減してください。
- 集魚剤が多すぎると
集魚剤は粉なので、狙いの棚に到達する前にカゴから出きってしまいます。
私の場合、冷凍ブロック1/16(1kg)に対してアジパワー1/3袋くらい使うイメージですね。
最初は徐々に加えていくことをおすすめします。
コマセスプーンなどで混ぜ合わせる

- アミエビの形を残したければコマセが十分解凍してから優しく混ぜよう。
- あまり気にしないのであればザクザク混ぜてOKです。
私はあまり気にせず結構ザクザク混ぜてます。
コマセを混ぜ合わせるのはエサマゼ(左)、またはコマセスプーン(右)を使うと便利です。

特にコマセスプーンはコマセをカゴに詰めるのに非常に役立ちます。
2~300円で買えるので何度もサビキ釣りするなら購入をおすすめします。
程よく混ぜたら完成

あとは通常通りサビキ釣りをすれば、集魚剤に誘われた魚たちが寄ってくるはず。
まとめ
最後に本記事のまとめです。
- サビキ釣りで魚を寄せるために出来ること3つ
- コマセを使う
最も基本的、エサで誘う。集魚剤使用で効果UP - オトリを使う
キラキラ反射で仲間を誘う - 光を使う
光に反応する魚の習性を利用する
- コマセを使う
- 集魚剤を使う3つの狙い
- 集魚効果
匂いや特定の成分を含んでおり、水中に拡散することで魚を寄せて留める - 煙幕効果
海中で煙幕のように拡散し、警戒心の高い魚の警戒を和らげたり、エサと疑似餌を分かりにくくさせ釣果に繋がる - コマセの嵩増し
アミエビが溶けた時にでる、ドリップ(液体)も吸い取ってコマセの嵩増しができる
- 集魚効果
- 集魚剤には市販品と無料でも入手可能
- アジパワー
市販品の代表 - 米糠
無料で提供している場所もあり
- アジパワー
- 集魚剤の使い方
- 冷凍アミエビのドリップを吸い取り、全体がパサパサにならない程度加えるのがおすすめ
いかがだったでしょうか。
集魚材も上手に使って釣果アップに繋げましょう。
本文内で紹介した記事
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最後まで読んで頂きありがとうございました。