1.釣り方

初心者におすすめ!秋の釣りのはじめ方|道具・釣り方・コツまで徹底解説

秋の釣り

涼しくなってきたし、釣りを始めてみたいな…
秋って魚釣れるのかな?

そんなあなたに向けて、初心者でも安心して楽しめる秋の釣りの魅力と始め方をご紹介します!

奏楽。

楽太君、秋って釣りにぴったりの季節って知ってた?

もちろん知ってるよ!
お父さん、僕もう釣り何年もやってきてるんだよ!

楽太
奏楽。

ごめんごめん、
楽太君はお父さんより知ってることもたくさんあるしね。

そうだよ!
秋は魚がたくさん食べる時期だから、釣れやすいんだよ。
で、お父さん次はいつ釣りにいくの?

楽太
奏楽。

そうきたか。
秋は台風もくるから天気見ながら考えようか!

この記事では、秋にあった3つの釣り方を中心に、必要な道具や釣り方の流れ、コツまでやさしく解説。
「秋って魚釣れるのかな?」という疑問に答えながら、あなたの釣りデビューを楽しくサポートします!

秋は釣りのベストシーズン!

秋は魚の活性が高まり、初心者でも釣果を得やすい絶好のタイミングです。
その理由は、

  • 水温が安定し、魚の活性が高まる
    秋は水温が魚にとって快適な範囲に落ち着く時期。
    多くの魚種が活発に動き始め、岸近くまで回遊してくる。
  • 冬に備えて「荒食い」が始まる
    魚たちは冬の寒さに備えて、秋にエサをたくさん食べると考えられます。
    これが「荒食い」と呼ばれる状態で、釣り人にとっては絶好のチャンス!
    アジ・タチウオ・アオリイカなど、いろんな魚がこの時期に数釣りや大型狙いをしやすい。
  • ベイト(小魚・甲殻類)が豊富になる
    秋はエサとなる小魚や甲殻類が増える季節。
    これを狙って大型魚や回遊魚が岸辺まで寄ってくるから、ショア(陸)からでも大物が狙える。
  • 気候が快適で釣りやすい
    夏の暑さが落ち着き、冬の寒さが来る前のちょうどいい気温。
    釣り人にとっても快適で、長時間の釣行がしやすい。
  • 魚種が豊富で選択肢が広がる
    秋は海釣りでも淡水釣りでも、釣れる魚種がとにかく多い!
    ハゼ・アジ・サバ・タチウオ・アオリイカ・ヒラメなど、初心者からベテランまで楽しめる魚が揃ってる。

このように気候・魚の活性・魚種の豊富さが揃う秋、
釣りデビューにも最適な季節です。

秋に釣れる魚とおすすめの釣り方

秋は魚種が豊富なことから、釣り方のバリエーションも広がる季節。
ここでは代表的な魚について特徴、おすすめ釣法(釣り方)、難易度をまとめました。

魚種特徴おすすめ釣法難易度(★=簡単)
ハゼ河口や干潟で簡単に釣れるちょい投げ・ウキ釣り★☆☆(とても簡単)
アジ群れで回遊、夜釣りも楽しいサビキ釣り・アジング★☆☆(簡単)
アオリイカ秋は新子が多く釣りやすいエギング★★☆(やや慣れ必要)
タチウオ引きが強くて楽しいワインド釣法・テンヤ★★★(中級者向け)
ヒラメ荒食いシーズンで狙いやすい泳がせ釣り・ルアー★★★(中級者向け)

魚の特徴と釣法を知ることで、釣りの成功率がグッと上がります。
まずは簡単な釣り方から始めて、秋の釣りを楽しもう!

道具選びと費用感

釣りを始めるときに気になるのが「何を揃えればいいの?」と「いくらかかるの?」。
秋の釣りは入門向けの道具でも十分楽しめるから、気軽にスタートできます!

アイテム目安価格コメント
竿+リールセット3,000〜8,000円入門セットでOK
仕掛け300〜800円サビキ・ちょい投げ・エギなど
エサ300〜500円アミエビ・イソメなど
ライフジャケット3,000〜6,000円まずは安全第一!
防寒アイテム1,000〜3,000円朝晩冷えるので必須

まずは手頃な価格のセットから始めて、釣りの楽しさを実感してみよう!
安全対策と防寒だけはしっかり準備するのが、快適な釣りを楽しむコツ。

釣れる時間帯と場所の選び方

夕まずめ

魚の活性が高まる時間帯や、釣りやすい場所を知っておくと、初心者でも効率よく釣果を狙えます。
秋は特にタイミングと場所選びが釣果に直結する季節!
次に説明するポイントをおさえておこう。

■ 時間帯

魚がよく釣れる時間帯を知っておくと、少ない時間でも効率よく釣果が狙えます。
特に秋は朝夕の「マズメ時」がチャンス!

  • 朝マズメ(夜明け〜2時間):魚の活性が高く、回遊魚が岸近くに寄ってくる。
  • 夕マズメ(日没前後):タチウオやアジが狙いやすく、ルアー釣りにも最適。

「朝マズメ」「夕マズメ」は釣り人の間でも定番の狙い時。
まずはこの時間帯を意識して釣りに出かけてみよう!

■ おすすめの場所

釣り場選びは釣果だけでなく、安全性や快適さにも関わる大事なポイント。
秋は足場の良い場所で、魚の回遊が期待できるスポットを選ぶのがコツ!

  • 河口・干潟:ハゼ狙いに最適。足場も良く、親子釣りにもおすすめ。
  • 防波堤・漁港:アジ・サバ・タチウオなど多彩な魚種が狙える。
  • サーフ(砂浜):ヒラメや青物が狙える。ライトショアジギングに挑戦するのも◎。

まずは安全で釣りやすい場所からスタートして、慣れてきたら少しずつ新しい釣り場にも挑戦してみよう!
秋の海や川は、初心者にも優しいフィールドだよ。

時間帯と場所をしっかり選べば、釣りの成功率がグッとアップ!
安全対策も忘れずに、秋の自然を満喫しながら釣りを楽しもう!

おすすめ釣り具

釣り具はたくさんの種類があるので、何を選べばいいのか迷います。
ここが釣りを始めるにあたって1つのハードルになっていないでしょうか。

私は、初心者の方にはセット商品をおすすめします。

初心者釣具セット

セット商品にも、竿・リールのセット商品から、仕掛けや釣りに必要な小物まで含めた商品など、いろいろあります。

私がおすすめするのが一式全てセットになった商品!
これさえあれば道具選びに悩まなくて済みます。
一つ一つ買うより価格もおさえらます。

釣りは初期費用をおさえ、慣れたら自分のやりたい釣りに合わせて道具を選ぶ。
このほうが余計な出費が少なくなる。
だから私は、最初の釣り具にセット商品をおすすめしてます。

私が購入して実際に使ったことがある商品はこちら

詳しくはこちらの記事も参考に。
釣り初心者の釣具は初心者セットをおすすめする理由 考えすぎず楽に道具を選ぼう

奏楽。

参考に、今私が使ってる竿とリールはこちら

【釣竿】ダイワ:リバティクラブ―ショートスイング15-240

【リール】ダイワ:クレストLT2500

初心者におすすめの釣りスタイル

釣りを始めたばかりでも楽しめるスタイルを選べば、失敗しにくく、釣りの魅力をしっかり味わえます。

お子さんとファミリーフィッシングをお考えならこちらの記事も合わせ確認下さい。
年齢別での楽しみ方を解説しています。

① ちょい投げ釣り|ハゼ・キス・ベラを狙おう

初心者でもすぐに始められる釣りスタイル。
道具もシンプルで、秋の干潟や河口なら高確率で釣果が期待できる!

ちょい投げ釣り
ちょい投げ釣りのやり方
  • ちょい投げ釣りのおすすめポイント
    • 軽く投げるだけでOK
    • 河口や干潟でハゼがよく釣れる
    • 釣れた魚は天ぷらや唐揚げで美味しくいただける!

釣りの基本を学びながら、食べて美味しい魚もゲットできるのが魅力。
親子での釣行にもぴったり!

必要な道具(ちょい投げ釣り編)

道具はシンプルでOK!初心者でも揃えやすく、すぐに釣りを始められます。

  • ちょい投げ用ロッド(竿):1.8〜2.4mのコンパクトロッドがおすすめ。
  • スピニングリール:2000〜2500番のサイズで十分。初心者向けのセット品も◎。
  • 道糸(ライン):ナイロンライン2〜3号(約8〜12lb)でOK。
  • テンビン(オモリ付き):L字型やジェットテンビンなど、ちょい投げ専用タイプ。
  • ちょい投げ仕掛け:2〜3本針の市販仕掛け。ハゼ・キス・ベラ向けのものを選ぼう。
  • 虫エサ:イソメやゴカイが定番。人工エサでもOK。
  • クーラーボックス:釣った魚の鮮度を保つために必須。保冷剤も忘れずに。
  • ライフジャケット:安全のために必ず着用。特に子供連れや初心者は必須!
  • ちょい投げ釣りの仕掛け
    • テンビンといわれるL字やT字型のオモリと仕掛けを安定して投げるための金具を使う
    • 2~3本針の仕掛けが多い
  • あれば便利なもの
    • タオル・手洗い用の水
    • ハサミ・プライヤー(針外し用)
    • 折りたたみイス
    • ゴミ袋(釣り場をきれいに!)

市販の「ちょい投げセット」なら、竿・リール・仕掛けが一式揃っていて安心。まずは手頃なセットから始めて、釣りの楽しさを体験してみよう!

ちょい投げ釣りの流れ

ハゼ

準備から釣り方まで、シンプルなステップで誰でも始められる!

  1. 仕掛けをセットする
    竿・リールに道糸を通し、テンビンと仕掛けを接続。
    針に虫エサ(イソメ・ゴカイ)をつける。
  2. 軽く投げる(ちょい投げ)
    遠くまで投げる必要はなし!
    岸から5〜10mほどの浅場に向けて、ふんわり投げるだけでOK。
  3. 底をとる(オモリが着底するのを待つ)
    オモリが底についたら、糸を少し張ってアタリを待つ。
  4. アタリが来たら合わせる
    竿先がピクピク動いたら、軽く竿を立てて合わせる。
  5. ゆっくり巻き上げる
    魚がかかっていたら、焦らずゆっくりリールを巻いて取り込もう!

ちょい投げ釣りのコツ

ちょっとした工夫で釣果がグッとアップするよ!

  • エサはこまめにチェック:エサが取れていたり、弱っていると食いつきが悪くなる。
  • 投げる方向を変えてみる:同じ場所ばかりじゃなく、少しずつ角度を変えて探ると◎。
  • アタリがなくても少しずつ動かす:仕掛けをズル引きして魚に見つけてもらおう。
  • 釣れた魚はすぐにクーラーへ:鮮度を保つためにも、釣ったらすぐに冷やす!

ちょい投げ釣りについて詳しく書いた記事も参考に
ちょい投げ釣りのやり方 準備する物から釣り方まで解説

② サビキ釣り|アジ・サバの回遊を狙う

群れで回遊する魚を狙えるサビキ釣りは、初心者でも数釣りが楽しめる人気のスタイル。
秋は特にアジ・サバの回遊が活発で、釣果が期待できるよ!

サビキ釣り
サビキ釣りのやり方
  • サビキ釣りのおすすめポイント
    • 防波堤で群れが来れば爆釣も!
    • 複数の針仕掛けで数釣りが可能。
    • 夜釣りもおすすめ(ライト必須)

魚が群れで回ってくるタイミングをつかめば、短時間でも大漁のチャンス!
サビキ釣りも家族や友達と一緒に楽しむのにもぴったり。

必要な道具(サビキ釣り編)

道具はちょい投げ釣り同様シンプルで、初心者でもすぐに揃えられます!

  • 磯竿または万能ロッド:2.7〜3.6m程度の長さが扱いやすい。
  • スピニングリール:2000〜3000番で十分。
  • 道糸(ライン):ナイロンライン2〜3号(約8〜12lb)。
  • サビキ仕掛け:枝針が5〜6本ついたもの。針にはスキンやサバ皮などの疑似エサ付き。
  • コマセカゴ(エサ入れ):アミエビを入れて魚を寄せるためのカゴ。
  • アミエビ(コマセ):冷凍タイプが定番。バケツとスコップもあると便利。
  • ライフジャケット:安全のために必ず着用。
  • クーラーボックス:釣った魚の鮮度を保つために必須。
  • サビキ釣りの仕掛け
    • 1つの仕掛けに針が5~6本ついている
    • 針には疑似エサ付き
    • 餌はアミエビを使ったコマセ釣りが一般的

仕掛けは引っかけて切れて使えなくなることもあるので、予備含めて準備しよう。
私のおすすめサビキ仕掛けはこちらで紹介してます。
おすすめサビキ仕掛け5選+セット仕掛け3選 釣果も上げてボウズも回避 仕掛けの使い分けも解説します

サビキ釣りの流れ

準備から釣り方まで、順を追って説明します!

  1. 仕掛けをセットする
    道糸にコマセカゴを結び、その下にサビキ仕掛けを接続。
  2. コマセ(アミエビ)をカゴに詰める
    魚を寄せるためのエサ。
    手が汚れないようにスコップがあると便利!
  3. 仕掛けを海に投入する
    防波堤や漁港から、ゆっくりと海中へ落とす。
    底まで沈めるか、中層で止めるかは魚のいる層による。
  4. アタリを待つ/誘いを入れる
    魚が寄ってくるまで待つ。
    時々竿を軽く上下させて、仕掛けを動かすと効果的。
  5. 魚がかかったら巻き上げる
    複数の針に一度にかかることもあるので、ゆっくり丁寧に巻き上げよう!
アジ

サビキ釣りのコツ

ちょっとした工夫で釣果がグッとアップ!

  • 魚のいる層を探る:底・中層・表層を順番に試してみよう。
  • コマセはこまめに補充:魚を寄せ続けるために、定期的に詰め直すのがポイント。
  • 群れが来たらチャンス!:一気に釣れるタイミングを逃さず、手返しよく仕掛けを投入。
  • 夜釣りはライト必須:アジなどは夜に活性が上がることも。ヘッドライトや足元灯を忘れずに!

サビキ釣りを詳しく解説した記事も参考に
【サビキ釣りガイド】 初めての釣り サビキ釣りのやり方を分かりやすく解説します

③ エギング|アオリイカに挑戦

ゲーム性が高く、釣りの楽しさを存分に味わえるエギング。
秋は新子が多く、初心者でも釣果が出やすい絶好のタイミング!

  • エギングのおすすめポイント
    • 秋は新子が多く、初心者でも釣れる
    • シャクリの動きがコツ。慣れればゲーム性が高くて楽しい!

必要な道具(エギング編)

シンプルながら奥深いエギング。まずは基本の道具を揃えよう!

  • エギングロッド:長さ8〜9フィート(約2.4〜2.7m)の専用ロッドがおすすめ。
  • スピニングリール:2500〜3000番。ドラグ性能が良いものが◎。
  • PEライン+リーダー:PEライン0.6〜0.8号+フロロカーボンリーダー1.5〜2号。感度と強度のバランスが大事。
  • エギ(餌木):2.5〜3.0号のサイズが秋の新子狙いに最適。カラーは日中ならピンク・オレンジ、夜ならグロー系が人気。
  • ランディングネット(タモ):イカを優しく取り込むためにあると安心。
  • ライフジャケット・ライト類:夜釣りや磯場では必須!

イカの気分次第、サイズや色で食う、食わないがあるので、いくつか準備しておこう。

エギングの釣り方の流れ

動きのある釣りだから、ゲーム性が高くて楽しい!

  1. 仕掛けをセットする
    PEラインにリーダーを結び、先端にエギを接続。
  2. エギをキャスト(投げる)
    狙いたいポイントへ向けて、遠くに投げる。
  3. 沈める(フォール)
    エギが底まで沈むのを待つ。ラインが止まったら着底の合図。
  4. シャクリ(アクション)を入れる
    竿を上下に動かしてエギを跳ねさせ、イカにアピール!
  5. 再び沈める(フォール)
    シャクリの後はまた沈めて、イカが抱きつくタイミングを待つ。
  6. アタリが来たら合わせる
    ラインが止まったり、重みを感じたら軽く合わせてフッキング!
  7. ゆっくり巻き上げる
    イカは引きが独特なので、焦らず丁寧にリールを巻こう。

エギングのコツ

ちょっとした工夫で釣果がグッとアップ!

  • フォール中が勝負!:イカは沈んでいるエギに抱きつくことが多い。動かしすぎず、沈める時間をしっかり取ろう。
  • シャクリはリズムよく:強く速くではなく、テンポよく優しくが基本。
  • 潮の流れを読む:潮が動いている時間帯はイカの活性も高くなる。
  • 釣れたら墨に注意!:取り込み時はイカが墨を吐くので、周囲や服に気をつけて!

エギングは江木にアクションを加えたりするので、竿の扱いに少し慣れてからがおすすめ。
まずは「ちょい投げ」や「サビキ釣り」から始めて、慣れてきたらエギングにも挑戦してみよう。
秋の釣りは、ステップアップの楽しさも味わえるよ!

安全&快適に釣りを楽しむコツ

釣りは自然の中で楽しむアクティビティだから、安全対策と快適な装備がとっても大切。
特に秋は朝晩の冷え込みや足場のコンディションに注意しよう!

  • ライフジャケットは必ず着用:特に子供や初心者は必須。
  • 足場の良い釣り場を選ぶ:滑りにくく、柵がある場所が安心。
  • トイレ・休憩所のある釣り公園も◎:ファミリー釣行に最適。
  • 防寒対策を忘れずに:朝晩の冷え込みに備えて、服装は重ね着が基本。

安全と快適さをしっかり準備すれば、釣りの楽しさは何倍にも広がります。
まずは無理なく、楽しく、秋の釣りを満喫しよう!

まとめ|この秋、あなたも釣りデビューしよう!

秋は気候も穏やかで魚の活性も高く、初心者が釣りを始めるには絶好の季節。
道具も手頃で、釣れる魚種も豊富で、気軽にチャレンジできます。

釣りのスタイルは自由!自分に合った方法で、自然の中でのんびり楽しめるのが釣りの魅力。

安全対策と防寒をしっかり準備して、まずは近くの釣り場へ!
「釣れた!」の感動を、ぜひこの秋に味わい、家族や友達との思い出をつくろう!

-1.釣り方