釣りでみんなバケツ持ってるけど何に使ってるの?
買うならどんな物が良い?
初めて海釣りに行くと、こんな疑問を持つ人はとても多いです。
実はバケツは、竿やリールの次に“使用頻度が高い必須アイテム”。 海水を汲んだり、手を洗ったり、魚を一時的に入れておいたりと、釣り中ずっと活躍します。 しかし、選び方を間違えると
- 海水がうまく汲めない
- 重すぎて引き上げられない
- すぐ破れて買い直しになる
といった失敗につながることも。
とはいえ、バケツには形・サイズ・素材などさまざまな種類があり、 「どれを選べば正解なのか」が分かりにくい道具でもあります。
そこでこの記事では、初心者でも迷わず選べるように 用途・選び方・おすすめモデル を分かりやすくまとめました。
このあと紹介する内容を押さえておけば、初めての釣りでも安心して使える“失敗しないバケツ選び”ができます。
水汲みバケツの用途
水汲みバケツは海釣りでほぼ必須と言っていいアイテムです。
代表的な用途5つ
- 海水のくみ上げ
- 手洗い
- 魚の一時保管
- 足場の掃除
- 餌・コマセの管理
海水のくみ上げ
バケツの一番の役割です。
水汲みと言ってますが、海釣りの場合は海水をくみ上げます。
汲み上げた海水を色々使います。
手洗い
釣りでは餌を付けたり、釣れた魚を触ったりするため手が汚れます。
水場が無かったり遠い事も多いので、バケツで海水を汲んでさっと手を洗い流します。
ただし、海水なので乾くとべた付くため、釣りが終ったあとはしっかり水で手洗いします。
魚の一時保管
サビキ釣りなど、一度にたくさん魚が釣れたり、連続して魚が釣れる場合があります。
クーラーボックスに毎回魚を入れると時間がかかり、魚が釣れる時合いでの釣り時間が短くなるマイナス面も。
このため、バケツを魚の一時保管として使います。
時合いが落ち着いたらクーラーボックスに移すという流れです。

その他にも、持ち帰るか悩んだ魚を生かしておくため、バケツに入れておくこともあります。
魚を触る際には注意点
魚は直接手で触ると弱ってしまったり、ヒレや体に毒があったり、歯が鋭い魚もいます。
基本的には魚つかみ(フィッシュトング)やフィッシュグリップを使いましょう。
こちらの記事で詳しく解説しています。
フィッシュトング(魚つかみ)は必要?選ぶ際のポイントとおすすめの商品も合わせて解説します
足場の清掃
サビキ釣りやコマセを使った釣りでは特に、エサが足元にこぼれることがよくあります。
汚してしまったた部分は清掃して帰るのがマナーです。
掃除の際に海水をくみ上げ、ブラシなどを使って洗い流すために使います。
餌・コマセの管理
冷凍餌の場合は、海水をくんでエサの袋ごと付けておくと解凍に使えます。
水は空気より熱伝導率が高く、空気中で放置するより数倍早く解凍できます。
また、エサが乾燥しないように湿らせて鮮度を保つため、海水を使うこともあります。
水汲みバケツの選ぶポイント
用途にあったバケツを選ぶためにおさえておきたいポイント6つ
- 形状:丸形
- 大きさ:21cm以下
- 素材:厚手のもの
- 本体:オモリ付きのもの
- 付属品:5m以上のロープ付き
- 価格:1000円以下でも十分
バケツの形状
バケツの形状は大きく2つあり角型か丸型です。
最初は丸型のバケツがおすすめです。

角型がダメというわけではありません。デメリットから丸型の方をおすすめします。
バケツを引き上げる時に角がちょっとした段差とかに引っかかりやすく面倒。
角部分が傷みやすい。
丸型のバケツが引っかかりにくいのでおすすめ
バケツの大きさ
バケツの大きさは口が21㎝以下の物を選ぶのが目安。
海水をくんだ時の重さが10kg(容量で10L)以下にしたい。
バケツは海水一杯入ることもよくあり、その状態で引きある必要があります。
ロープを手繰り寄せて引き上げるのはかなりの労力で10㎏にもなるとかなりキツイ。
このため最大でも10Lを越えない容量にしよう。
容量をサイズ別にみてみましょう。
それぞれの長さが同じとして計算してます。
角型:縦・横・高さ
丸型:直径・高さ
例)角型:18cm*18cm*18cm≒5.8L
丸型:(18cm/2)*(18cm/2)*π*18cm≒4.6L
| バケツのサイズ | 18cm | 19cm | 20cm | 21cm | 22cm |
|---|---|---|---|---|---|
| 角型 | 5.8L | 6.9L | 8.0L | 9.3L | 10.6L |
| 丸型 | 4.6L | 5.4L | 6.3L | 7.3L | 8.4L |
もし大きなバケツを持ちたいのであれば、海水を汲むようの小さいバケツを準備しておくと便利です。
口の広さは21cm以下で容量10L以下がおすすめ
バケツの素材
市販されているバケツはEVAという標記が多くみられます。
これは素材を示しており、EVA樹脂素材はEthylen-Vinyl Acetate(エチレン-酢酸ビニルの共重合樹脂)
エチレン酢酸ビニル - Wikipedia
どんな素材なのか?その特徴は
メリット
- 軽い
- 弾力性・柔軟性がある
- 水や紫外線にも強い耐久性
- 燃やしてもダイオキシンが発生せず環境に優しい
デメリット
- 熱で変形しやすい
- 強い衝撃で破れることがある
一般的な釣りで使うにはデメリットよりメリットの方が大きいので十分な素材です。
身近なところでもたくさん使われています。
サンダル、ジョイントマット、目地材、断熱材、おもちゃなど
また、EVA素材のバケツは折りたたんでコンパクトに収納できる物が多いです。

簡単にたためる物より、少し弾力があって形を戻そうとするような厚手のものをおすすめします。
EVA素材の厚手のものがおすすめ
バケツの本体
バケツ本体にはオモリ(シンカー)付きの物を選ぼう。

バケツで海水を汲むときに、最初の課題はバケツが反転せず海水が入れられない。
結構あるんです。私も最初のころ経験済。
バケツを傾けないと海水を汲めないが、着水時に意外と立ってしまう。
ロープをちょんちょんと引っ張ってバケツを傾けようとしてもなかなかうまくいかない。
これを解決するのがオモリ(シンカー)です。
オモリが付いている方に傾きやすいので、海水を汲むのが容易になります。
バケツは反転させやすいオモリ付きの物を選ぼう
バケツの付属品
初めての購入であればロープ付きの物がおすすめ。
海水を汲み上げる際、バケツを投げ入れてロープで引き揚げるためです。

バケツとロープはセットと考えておきましょう。
堤防など、海面から高い位置方釣りをすることも多いので、ロープの長さもある程度必要です。
長さは6m以上の物を選びましょう。
ロープ付きで長さが6m以上の物を選ぼう
バケツの価格
バケツは数百円~数千円とそれなりに値段の幅があります。
値段が高いものはバケツのデザインだったり機能や付属品に付加価値があります。
例えば、蓋やロッドホルダー付きの物もあります。
- 自立式ハードタイプ
- 8mロープ
- オモリ付き
- ダブルファスナー蓋付
- ロッドホルダー*2
海水を汲み上げて溜めておくという用途がメインなら、シンプルにバケツとして機能すれば十分です。
海水を汲み上げて溜めておくだけなら安価なバケツで十分
初心者におすすめのバケツ
初心者の方には数百円のバケツがおすすめ。
使ってみて、こういうのがあったらないいなと思うようになってからグレードを上げていく方が無駄な出費がありません。
私が使っているバケツはこちら。
タカミヤ H.B concept EVA反転 水くみ丸バケツ 錘付

5年程使ってだいぶ傷んできてますが、まだまだ現役のバケツ。
- 形状:丸形
- サイズ:直径21cm*高さ17cm 容量約6L
- 素材:EVA
- 付属:ロープ約8m
- 本体:オモリ付き
- 価格:790円~
シンプルだけどしっかりしていて使い勝手も良いので特に不満はありません。
1000円以下だけど、ロープもオモリもついてます。
あともう一つあります。
こちらは少し小さめのバケツ
シマノ(SHIMANO) 水汲み バッカン BK-053Q 17cm

- 形状:楕円形
- サイズ:19cm*17cm*16cm 容量約5.2L
- 素材:EVA
- 付属:ロープ約8m巻取りハンドル付き
- 本体:オモリ付き
- 価格:1800円~
このワンサイズ小さいバケツもかなり重宝してます。
なぜなら、私の持ってる15LクーラーBOXに収まるサイズ。
クーラーの中によく入れてセパレーターのような感じでも使ってます。

用途を色々考えて選ぶと使う幅が広がります。
初心者が失敗しがちなポイント
水汲みバケツはシンプルな道具ですが、実は初心者がつまずきやすいポイントがいくつかあります。
ここを知っておくと、無駄な買い直しや現場でのストレスを大きく減らせます。
①ロープが短くて海面に届かない
堤防の高さは場所によって大きく違います。
3〜4mのロープでは届かないことが多く、海水が汲めずに困る ケースがよくあります。
➡ 改善ポイント:6m以上のロープ付きバケツを選ぶ
② 角型バケツが引っかかって上げ下ろしが大変
角型は収納しやすい反面、 段差や堤防の角に引っかかりやすく、ロープを引くたびにストレス が溜まります。
➡改善ポイント:最初は丸型を選ぶと扱いやすい
③ 大きすぎるバケツを選んで重くて引き上げられない
容量10Lを超えると、海水満タンで 10kg以上。
初心者や子どもにはかなりの重労働です。
➡改善ポイント:直径21cm以下・容量10L以下が安全ライン
④ 薄いEVA素材で1年持たずに破れる
安価なバケツの中には、 薄くて柔らかすぎる素材で、折り癖がついたり裂けたりする ものがあります。
➡改善ポイント:厚手EVA素材を選ぶ
⑤ オモリなしで海水が全然汲めない
初心者が最も苦戦するのがこれ。 オモリがないとバケツが立ってしまい、 何度投げても海水が入らずイライラする ことに。
➡改善ポイント:必ず“オモリ付き”を選ぶ
⑥ ロープの巻取りがなくて絡まりやすい
ロープをそのまま持ち運ぶと、 バッグの中で絡まってほどくのに時間がかかる という地味なストレスが発生。
➡改善ポイント:巻取りハンドル付きだと快適
⑦ 大きすぎてクーラーに入らない
「クーラーに入れて持ち運びたい」と思っても、 サイズが合わずに結局別で持ち運ぶ羽目に。
➡改善ポイント:クーラーの内寸を確認してから選ぶ
こうした失敗は、初心者が最初に必ずと言っていいほど経験するポイントです。
逆に言えば、ここを押さえておけばバケツ選びで迷うことはありません。
水汲みバケツまとめ
最後に、本記事のまとめです。
まずは釣りでの用途を確認しておこう。
最低限これだけおさえておけばバケツ選びの失敗はなくなるでしょう。
釣具、もちろんバケツも持って釣りに出かけよう。
海水汲み上げがうまくできるようになったら初心者から一歩進んだ気がしますよ。
サビキ釣りで活躍するコマセバケツについてはこちらの記事もご覧ください。
【初心者向け】サビキ釣りにも最適!失敗しないコマセバケツの選び方と活用法 100均代用品も紹介
参考に、本文中に出てきた私が使ってるクーラーボックスです
こちらの記事で詳しく紹介してます。
▶サビキ釣りで魚を持ち帰る クーラーボックスはどんな物が良い?
クーラーボックスが決まったら、次は中に入れる保冷剤選びも大切です。
初心者でも扱いやすい保冷剤を厳選して比較した記事もありますので、合わせてチェックしてみてください。
▶ サビキ釣りの保冷剤はどれがいい?初心者向けおすすめ7選を比較|氷との使い分けも解説
釣り初心者の方は下記も参考どうぞ。
⇒【釣り準備ガイド】
⇒【サビキ釣りガイド】
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最後まで読んで頂きありがとうございました。